保険診療で行う精密根管治療
- Q他の歯科医院で「抜歯するしかない」と言われましたが、残せますか?
- A諦める前に、ぜひ一度当院の精密検査を受けてください。
従来の肉眼による治療では見つけられなかった根のヒビや、細い神経の枝の感染が原因で「治らない=抜歯」と判断されているケースが多々あります。
当院ではマイクロスコープで根管内を最大20倍に拡大し、CTで立体的にお調べします。
精密根管治療を行うことで、抜歯を回避できる可能性は十分にあります。 - Qなぜ保険診療でも「ラバーダム」を使用するのですか?
- A根管治療の成功には「無菌化」が不可欠だからです。 お口の中には数千億個の細菌がいます。
治療中に唾液がたった一滴入るだけで、根の中は再感染してしまいます。
日本の保険診療ではラバーダムの使用は義務付けられておらず、コスト面から使用しない医院が99%と言われていますが、当院では患者様の歯を本気で守るため、世界標準の感染予防として保険診療でもラバーダムを使用しています。 - Q保険の根管治療と自費の精密根管治療、どちらが良いでしょうか?
- A 「その歯をあと何年持たせたいか」が判断の基準になります。
保険治療でも当院は最善を尽くしますが、制度上、使用できる薬剤(ガッタパーチャ)や器具に制限があります。
自費治療では、成功率を90%以上に高める「MTAセメント」や「完全新品の器具」を使用し、1回の治療に時間をかけて徹底的に除菌します。
「何度も再発を繰り返したくない」「将来的にインプラントや入れ歯を避けたい」という方には、初期費用はかかりますが自費の精密根管治療を強くおすすめしています。 - Q治療回数と期間はどのくらいかかりますか?
- A保険診療では4〜5回、自費の精密治療では最短2回が目安です。
保険診療の場合、1回あたりの診療時間に制限があるため、どうしても回数がかかってしまいます。
一方、自費の精密根管治療では1回に約60分の時間を確保し、集中して処置を行うため、通院回数を大幅に減らすことが可能です。
お忙しい方や、遠方から通われる方にも自費治療は選ばれています。 - Q治療中や治療後に痛みはありますか?
- A治療中は麻酔をしっかり効かせるため、痛みを感じることはほとんどありません。
治療後に、根の先の炎症が治まる過程で一時的に「浮いたような感覚」や「噛んだ時の違和感」が出ることがありますが、通常は数日で治まります。
当院では痛みへの配慮も徹底しておりますので、ご不安な方は遠慮なく歯科医師・スタッフへお伝えください。 - QMTAセメントとは何ですか?
- A殺菌力が強く、体との親和性が非常に高い最新の充填剤です。
従来のゴム製の薬(ガッタパーチャ)とは異なり、MTAセメントは固まる際に膨張して隙間を塞ぐため、細菌の再侵入を強力に防ぎます。
また、歯の組織の再生を促す効果(硬組織誘導能)があるため、根の先に大きな膿の袋(根尖病変)がある場合の治療に非常に有効です。
※自費診療での使用となります。 - Q保証制度があるのはなぜですか?
- A私たちの治療に対する「責任」と、患者様の「安心」のためです。
精密根管治療は高い成功率を誇りますが、歯の状態によってはどうしても残せないケースが稀にあります。
高い費用をかけて治療した歯がもしダメになってしまった場合でも、患者様の負担を最小限に抑え、次のステップ(インプラント等)へ進んでいただけるよう、当院独自の減額保証制度を設けております。
「何度も根管治療を繰り返しているが、なかなか治らない」
「根っこの先に膿が溜まっていると言われ、抜歯を勧められた」
「治療したはずの歯が、噛むと痛む・違和感がある」
「保険診療でも、できるだけ質の高い治療を受けたい」
歯の寿命を左右する「根管治療(歯の神経の治療)」において、私たちは、一般的な歯科医院の基準を超える精密なアプローチを行っています。
当院の最大の特徴は、通常は自費診療でしか行われない「マイクロスコープ」や「ラバーダム」を用いた精密治療を、保険診療の範囲内でも積極的に取り入れていることです。
【当院の挑戦】保険診療でも「精密根管治療」を妥協しない
日本の歯科医療において、根管治療の成功率は決して高いとは言えません。
その背景には、保険診療の制度上の制限があります。
一般的に、マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)やラバーダムを使用した精密な治療は、10万円以上の費用がかかる「自費診療」として設定されていることがほとんどです。
しかし、当院では「一人でも多くの患者様の歯を救いたい」という想いから、保険適用の範囲内であっても、可能な限り精密な機材を用いた治療を行っています。
保険治療でもマイクロスコープを使用
肉眼では見えない根管内部を、最大20倍以上に拡大して確認します。
4根管(神経の管が4つあるケース)や、複雑な形をした「樋状根(といじょうこん)」など、高度な技術を要する場合には、保険診療であってもCT撮影とマイクロスコープを併用し、確実に病巣へアプローチします。
あやせ ほりきり中央歯科口腔機能クリニックの「7つの強み」
私たちは、世界基準の根管治療を提供するために、設備と衛生管理に徹底して投資しています。
①【再発を防ぐ砦】ラバーダム防湿(無菌的処置)
どんなに高精度な治療をしても、治療中に唾液が1滴でも根管内に入れば、数億個の細菌が再侵入してしまいます。
当院では、歯にゴムのシートを被せて唾液の侵入を遮断する「ラバーダム」を使用します。
メリット
日本の歯科医院での実施率はわずか数%と言われていますが、当院では保険診療でも感染予防の観点から積極的に使用。
再発のリスクを物理的にシャットアウトします。
②【歯を残すための柔軟性】ニッケルチタンファイル
根管を掃除する器具(ファイル)において、当院では形状記憶合金である「ニッケルチタン製」を標準採用しています。
メリット
従来のステンレス製に比べ非常に柔軟なため、複雑に曲がった根の形に沿って汚れを除去できます。
歯を余計に削ることなく、また器具が根の中で折れるトラブルを最小限に抑えます。
③【精密な視界】マイクロスコープ(歯科用実体顕微鏡)を2台設置
根管(歯の神経の管)の太さは、わずか0.1mm〜という極めて細い世界です。
肉眼での治療は、いわば「暗い穴の中を手探りで掃除する」ようなもの。
当院では、お口の中を最大20倍以上に拡大できるマイクロスコープを2台導入しています。
メリット
肉眼では見落としていた隠れた神経の枝や、微細なヒビを直接「見て」処置できるため、再発率を劇的に下げることが可能です。
④【正確な診断】歯科用CTによる精密診断
従来の2次元的なレントゲンでは、複雑に重なり合った根の形状や、影に隠れた病巣を完全に見抜くことは困難でした。
当院の歯科用CTは、歯の内部構造や周囲の骨の状態を、0.1mm単位の「3D立体画像」で再現します。
メリット
手術前に病巣の大きさや神経の走行を正確に把握できるため、無駄に削ることを防ぎ、最短距離での確実な治療が可能になります。
⑤【世界基準の清潔】クラスB滅菌器「Lisa(リサ)」
根管治療の成功を阻む最大の要因は「細菌」です。
当院では、厳しいヨーロッパ規格で最高ランクとされる「クラスB」滅菌器を導入しています。
メリット
一般的な滅菌器では不十分な、複雑な形状の器具内部まで徹底的に滅菌。
院内感染のリスクをゼロに近づけ、無菌的な治療環境を実現します。
⑥【感染への徹底抗戦】ドリル・先端器具の徹底管理
当院では、歯を削るドリル(バー)の使い捨て(ディスポーザブル)や、一人ひとり個包装された滅菌済み器具の使用を徹底しています。
メリット
常に最高の切れ味と清潔さが保たれた器具を使用することで、治療時間の短縮と、目に見えないレベルでの二次感染防止を徹底しています。
⑦【集中力とプライバシーの確保】完全個室診療室
精密な根管治療は、時には1時間を超える集中力が必要な治療です。
隣の診療台の音や視線が気になる環境では、患者様もリラックスできません。
当院はプライバシーに配慮した個室診療室を完備しています。
メリット
周囲を気にせず、落ち着いた環境で治療を受けていただけます。
また、お悩みやご不安も、歯科医師に直接ご相談しやすい環境を整えています。
保険治療と自費(精密)治療の違いを詳しく解説
当院では、患者様のニーズに合わせて「保険診療」と「自費診療(精密根管治療)」を選択いただけます。
| 項目 | 保険診療 | 自費診療(精密根管治療) |
|---|---|---|
5年後の歯の生存率 |
75%以上 |
90%以上 |
感染予防対策 |
ラバーダム使用 |
ラバーダム + 漏洩封鎖レジン |
使用器具(ファイル) |
滅菌済みニッケルチタンファイル |
完全新品・個包装ニッケルチタンファイル |
拡大鏡・顕微鏡 |
基本的にルーペ |
全工程でCT + マイクロスコープ使用 |
治療回数 |
4〜5回程度 |
最短2回 |
根管充填材(薬) |
MTAセメント(高度封鎖・抗菌) |
MTAセメント(高度封鎖・抗菌) |
治療時間 |
30分程度 |
1回あたり約60分の集中治療 |
【最後の砦】抜歯を回避するための「外科的歯内療法」
通常の根管治療(歯の内側からのアプローチ)を尽くしても症状が改善しない場合や、差し歯の土台(ポスト)が太すぎて外すと根が割れるリスクがある場合、当院では「外科的歯内療法(歯根端切除術)」という選択肢をご提案しています。
これは、通常の「上から」の治療ではなく、「横から(歯ぐき側から)」直接病巣にアプローチして歯を保存する方法です。
歯根端切除術(しこんたんせつじょじゅつ)とは
麻酔を行い、歯ぐきを数ミリ切開して、顎の骨の中に溜まっている「膿の袋」を直接取り除きます。
その後、細菌に感染している「根っこの先端(3mm程度)」を切断し、特殊な薬剤(MTAセメント)で根の先を封鎖(逆根管充填)します。
当院の外科的歯内療法のこだわり
マイクロスコープによる超精密処置
肉眼では不可能な、コンマ数ミリ単位の切断・封鎖を行います。
取り残しを最小限に抑えることで、成功率を飛躍的に高めます。
MTAセメントによる「逆根管充填」
切断した根の断面を、生体親和性が高く密閉性に優れたMTAセメントで塞ぎます。
これにより、根管内への細菌の再侵入を完全にシャットアウトします。
抜歯の回避
「これ以上は打つ手がない」「被せ物を外すと歯が割れるので治療できない」と言われたケースでも、この手術によって歯を残せる可能性が残っています。
精密根管治療・補綴 料金表
精密根管治療(自費診療)および、それに伴う処置・被せものの料金目安です。
すべて税込価格にて表示しております。
| 項目 | 部位・内容 | 費用(税込) |
|---|---|---|
感染根管治療 |
前歯 |
66,000円 |
小臼歯 |
88,000円 |
|
大臼歯 |
110,000円 |
|
特殊処置(加算) |
歯根端切除術 |
+50,000円 |
破折ファイル除去 |
+10,000円 |
|
被せ物(クラウン) |
ジルコニアクラウン |
120,000円 |
土台(コア) |
ファイバーコア |
10,000円 |
万が一の際も安心。「インプラント費用保証制度」
根管治療は、どれほど最善を尽くしても、歯の状態(ヒビの深さなど)によっては救えない場合があります。
当院では、自費の精密根管治療を受けられた患者様に対し、独自の「減額保証制度」を設けています。
もし、精密根管治療後に再発し、4年以内に抜歯となってしまった場合、当院で行うインプラント治療費から、根管治療費の一部を差し引かせていただきます。
保証額のシミュレーション(大臼歯 11万円の場合)
処置後にトラブルがあり、抜歯・インプラント治療が必要になった時期に応じて、以下の金額をインプラント費用から割引いたします。
| 抜歯になった時期 | 保証割合 | 保証額(割引額) |
|---|---|---|
処置後 1年以内 |
全額保証 |
110,000円 |
処置後 1〜2年 |
75%保証 |
82,500円 |
処置後 2〜3年 |
50%保証 |
55,000円 |
処置後 3〜4年 |
25%保証 |
27,500円 |
例: 1年以内にトラブルがあり、インプラント(50万円)を行う場合
50万円 - 11万円 = 実質 39万円 でインプラント治療が可能になります。
※現金での返金は致しません。抜歯後に当院で自費治療(インプラント等)を行う場合に限ります。
根管治療に関するよくある質問(Q&A)
